災害はいつ起こるかわからず、普段の生活を大きく揺さぶることがあります。特に女性にとっては、衛生用品や防犯性・身体のケア など、一般的な防災セットだけではカバーしきれない部分も多いと思います。
防災リュックは「いざという時すぐ持ち出せる身軽さ」と「女性特有の必需品」を両立することが必要になります。ここでは、基本セットに加えて、女性ならではの心配に寄り添ったアイテムを紹介します。
基本の防災アイテム(全員に必要なもの)
女性向けに特化する前に、まずは防災リュックの基本から整えておきたいところです。
必須アイテム
- 飲料水(500ml × 2〜3本)
- 保存食(シリアルバー・缶詰・クッキーなど)
- モバイルバッテリー(大容量)
- 懐中電灯/ランタン
- ヘッドライト(両手が使えて便利)
- 携帯トイレ(3〜5回分)
- ポリ袋・ジップ袋
- 小型ラジオ
- タオル・軍手
- 救急セット(ばんそうこう・消毒液など)
ここまでは、どの防災ガイドでも紹介されている基本セットです。
次はここに 女性が特に備えておきたいアイテム を加えます。
女性ならではの非常時ニーズに応えるアイテム
生理用品・吸水ショーツ
避難生活で入手しづらいもののひとつが生理用品です。普段使っているタイプを余裕を持って入れておくと安心です。
おすすめ商品
-
ソフィ センターイン(コンパクト生理用品)
小さく持ち運びやすく、防災リュックに入れておくのに便利。 -
無印良品 吸水ショーツ
繰り返し使えるため、避難生活の衛生面で役立ちます。
防犯ブザー・ホイッスル
避難所ではプライバシー確保が難しく、女性が不安を感じる状況も起こりえます。
小さな防犯ツールを入れておくことで、安心材料になります。
おすすめ商品
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コクヨ 防犯ブザー〈ツインブレード〉EB-03
バッグに取り付けやすく、すぐに使えるタイプ。 -
ヤザワ ホイッスル付きライト
緊急時に音と光で助けを呼べます。
衛生用品・感染対策グッズ
避難所では衛生環境が十分ではないことも多いため、最低限の衛生グッズが安心につながります。
おすすめ商品
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アルコールウェットティッシュ(シートタイプ)
手を洗えない時に便利。 -
マスク(個包装)
ほこり対策・防寒・プライバシー確保にも使える。 -
紙せっけん・速乾ジェル
水が不足する際に役立ちます。
常備薬・サプリメント
普段から服薬している薬、片頭痛・腹痛などの対策薬は忘れずに入れておくことが大切です。
例
- 痛み止め
- 胃腸薬
- 絆創膏
- ビタミン剤
- 使い捨てカイロ(冬季向け)
身だしなみと精神的な安心のための小物
災害時は、身の回りが整わないことでストレスを感じやすくなります。
普段と同じアイテムが少し入っているだけで、心が落ち着きやすくなります。
おすすめ商品
- ヘアゴム・ヘアブラシ
- リップクリーム(無香料)
- フェイスシート(オールインワンタイプ)
- 鏡(割れにくいもの)
着替え(下着類)は必ず1セット
女性にとって、着替えの確保は防災リュックの中でも重要なポイントです。
避難所は気温調整が難しく、洗濯もすぐにできません。
入れておきたい衣類
- 下着(1セット)
- 靴下(1足)
- 長袖Tシャツ
- タイツ・レギンス類(防寒にも)
「圧縮袋」を活用すれば、かさばりやすい衣類もコンパクトにまとめられます。
小さくても役立つ “暮らしの安心グッズ”
ポータブル充電器・乾電池
停電時の情報収集で最も重要なのがスマホです。大容量のモバイルバッテリーは必須です。
使い切りカイロ(貼るタイプ)
冬の避難時だけでなく、夏でも夜間は冷えることがあります。
アイマスク・耳栓
避難所で睡眠を確保するために役立ちます。
防災リュックは「軽さ」が最も重要
必要なものを詰め込みすぎると重くなり、持ち出しが難しくなります。
「重い→持ち出せない」では本末転倒です。
重量の目安は5〜6kg以内 が理想です。
自分の体力に合わせて、無理なく持ち歩ける重さに調整するのがよいと思います。
おわりに
防災リュックは、ただ物を詰めるだけでなく「不安を減らすための準備」です。女性特有のニーズを意識しながら、自分にとって必要なアイテムを選んでおくことで、災害時の心細さが大きく変わります。
普段のバッグに入れる“ミニ防災セット”と併用するなど、暮らしに合った備えを取り入れるのが良いと思います。

