ベランダで植物を育て始めると、鉢や土、スコップ、肥料、じょうろなどが少しずつ増えていきます。最初は置けていたとしても、数が増えると足元が狭くなり、水やりや掃除のたびに物を動かすことになります。
ベランダ園芸で大切なのは、広いスペースを用意することではなく、限られた場所でも作業ができるように、物の置き方を決めておくことかと思います。
ベランダが使いにくくなる理由
鉢と道具を同じ場所に集めてしまう
植物の鉢と園芸道具を同じ床面に置くと、移動のたびに足元がふさがります。特に水やりや剪定のときは、必要な道具を探す時間も増えてしまいます。
土や資材の置き場が決まっていない
培養土や鉢底石、支柱などは使用頻度が毎日ではありません。ベランダに出しっぱなしにすると、見た目が雑然とし、掃除もしにくくなります。
高さを使えていない
床だけで収納しようとすると、置ける量にはすぐ限界がきます。ベランダ園芸では、横に広げるよりも、棚やラックで高さを使うほうが効率的です。
見直しポイント
毎日使う物と、たまに使う物を分ける
じょうろや霧吹きのように毎日使う物は手前に置き、土や植え替え用品のように使用頻度が低い物は箱やケースにまとめておくと、作業の流れが途切れません。
床に直置きする物を減らす
床に物が多いと、排水口の掃除や雨の日の片付けも面倒になります。ラックを一段入れるだけでも、空いた床面が増えます。
外に置ける物と室内に戻す物を分ける
園芸資材の中には、雨や日差しに長く当てないほうがよい物もあります。保管場所を最初に分けておくと、劣化を防ぎやすくなります。
ベランダ園芸で役立つ収納アイテム
園芸ラック・フラワースタンド
鉢を床に並べるのではなく、段差をつけて置くと、日当たりを確保しながら足元も空けられます。
収納ボックス
土や手袋、支柱、ラベルなどの細かい道具は、箱にまとめておくと散らばりません。5面取り出しOKの大容量収納ボックスや、プラ収納ケース プラストベーシックのような、出し入れしやすい収納用品がベランダで使う小物の一括管理にも向いています。
中身が見えにくい引き出し収納
ベランダに面した室内側で資材を保管する場合は、見た目も整った引き出し収納が便利です。培養土の予備や植え替え用品の保管場所として使うと、室内から見た印象も落ち着きます。
屋外用の小型物置
ベランダに余裕がある場合は、小型の物置を置く方法もあります。雨や日差しを避けて保管したい場合の選択肢になります。
スペースを活かすための順番
ベランダ園芸の収納は、いきなり大きな家具を入れるよりも、順番を決めて考えたほうが失敗が少なくなります。
- まず、毎日使う物と、たまに使う物を分ける
- 次に、鉢を床から持ち上げるためのラックを入れる
- そのうえで、小物を箱やケースにまとめる
- 必要があれば、屋外用の小型物置を追加する
最後に確認したいこと
ベランダ園芸では、収納量そのものよりも、作業のたびに物を動かさなくて済む状態をつくることが大切です。鉢をどこに置くか、道具をどこに戻すか、資材をどこに保管するかが決まっていれば、限られたスペースでもかなり使いやすくなります。
まずはラックを一つ入れて床を空けること、次に小物を箱へまとめることから考えると、ベランダの印象も作業のしやすさも変わってきます。収納用品を選ぶときの参考にしてみてください。
