在宅勤務やPC作業が続くと、目の乾きやぼやけ、頭痛といった症状が出やすくなります。
これらは 「VDT症候群(テレワーク疲れ眼)」 と呼ばれるもので、画面を長時間見続けることによる目の酷使が原因です。
特にブルーライトは波長が短くエネルギーが強いため、網膜への刺激が大きく、疲労感を感じやすくなるといわれています。
ブルーライトを軽減するメガネ・フィルム
PCやスマホの光を直接カットするには、ブルーライトカットメガネや画面用フィルムが効果的です。
特に夜間の作業が多い方は、光の刺激を減らすことで入眠の妨げを防げることもあります。
JINS SCREEN ブルーライトカットメガネ(25%カット/40%カット)
フレームのデザインも豊富で、普段使いしやすいと好評です。度なしタイプなら価格は5,900円前後。
Zoff PC ULTRA TYPE(50%カット)
長時間作業でも自然な見え方で疲れにくく、テレワーク需要が高まる中で人気モデルになっています。
エレコム ブルーライトカット液晶保護フィルム(EF-FLシリーズ)
モニターやノートPC用のフィルム。サイズが豊富で、貼るだけでブルーライトを約40%カット。光沢タイプ・反射防止タイプから選べます。
乾燥を防ぐ加湿器・アイマスク
エアコンの効いた部屋で作業をしていると、目の乾燥が進みやすくなります。加湿器やホットアイマスクを取り入れることで、潤いを保ちやすくなり、疲れ目の緩和につながります。
パナソニック 目もとエステ(EH-SW68)
温感スチームで目の周りを温め、1日使った目をじんわりリフレッシュできます。
花王 めぐりズム 蒸気でホットアイマスク
定番の使い切りタイプ。仕事の合間や就寝前に使うと、目の周りがほぐれやすくなります。ドラッグストアなどで手軽に購入できます。
卓上加湿器(小型)
デスク上に置きやすいサイズで静音設計。加湿量が控えめなタイプはPC機器の近くでも安心して使えます。
モニター環境を整える照明・設定
ブルーライトだけでなく、部屋の明るさやモニターの角度も目の疲労に影響します。
間接照明やデスクライトを活用し、目に優しい作業環境を整えるのもおすすめです。
BenQ MindDuo 学習デスクライト
高演色LEDライト。照度センサー付きで自動調光機能があり、長時間の読書や作業にも向いています。
山田照明 Z-10N LEDデスクライト
プロユースのデスクライト。演色性が高く、目にやさしい自然光に近い色合いです。
Philips Hue Go(スマートライト)
スマホ操作で色温度を変えられるライト。夜は暖色に切り替えることで、リラックスしながら作業ができます。
目を休めるストレッチと環境づくり
どんなに良いアイテムを使っても、目を休ませる習慣は欠かせません。
1時間に1回は画面から目を離し、遠くを見る「20-20-20ルール」(米国眼科学会議が推奨している、20分作業したら20フィート[約6m]先を20秒見るルール)を意識するとよいと言われています。
また、モニターの位置を目線よりやや下に配置すると、自然にまぶたが閉じ気味になり乾燥を防ぎやすくなります。
加えて、部屋全体を柔らかい間接光で包むことで、画面との明暗差が少なくなり、目にかかる負担も軽減されます。
まとめ 小さな工夫で大きな違いに
ブルーライト対策メガネやアイマスク、適度な照明などを組み合わせることで、目の疲れを感じにくい環境をつくることができるかと思います。毎日のパソコン作業が少しでも快適になるよう、自分に合ったアイケア習慣を取り入れてみてください。

